Search


2013年09月08日

2013年7月17日(水)入院の日

今日から、普通に手術等終われば10日入院の予定です。
そして退院してからも含めると、合計1ヶ月以上お昼の仕事を休みます。

こういう経験って、社会人になってからはじめてだし、入院だってはじめてだし、どちらかといえば入院前に、「これで仕事を1ヶ月休める!」って思って、いろいろな必要なものを準備しながら、いろいろな方にお見舞いをいただきながら、入院ハイになっていました。

別にお昼の仕事がいやなわけじゃないですよ。
でも、ただただ日々の仕事がハードなだけ。
それはずっとブログにも書いているとおりです。




この日は、手術の説明がある日で、家族の方に来てもらうようにしてくださいとの話だったため、両親に病院まで来てもらいました。

朝10時から入院できるという話でしたが、そう単純な話ではなく、退院する方が出なければ次のわたしは入れないということで、しばらく待合室で何をすることもなく待つことになる。

11時過ぎくらいかな、やっと準備ができたみたいで、入院が可能になる。
腕にリストバンドを取り付けていただき、ここから監獄(大部屋)へレッツゴー。


看護師さんが大部屋まで案内してくれる。
部屋に入る。
わたしの名前を紹介してくれる。
「よろしくどうぞ♪」的なことをわたしは普段のテンションで言う。

まったくわたしのノリは場違いだと一瞬にて悟る。
両親も大部屋まで来てもらっていましたが、女性ばかりの病棟、すぐに立ち去ってもらうようにお願いしました。
午後4時からの手術説明会まで時間がまだたっぷりあるので。

窓際のベッドだとよいな、なーんて思っていましたが、廊下側の鏡から中が丸見えの場所にわたしのベッドは置かれていました。
ベッド位置悪すぎ。


荷物をまとめて、とりあえずお昼になって、健康的だけど食欲をそそられない1食260円自己負担のランチが出て、午後4時までは暇なので何をしようかななんて思っていたら、看護師さんが今のうちにお風呂に入っていたらどうですかなんて話をされるものだから、時間を見計らってお風呂に入り、午後3時からは院内のコンサートが、たった30分と短い間だけれどありましたので、ちょっと音楽を聴いてみることにしました。

冨永裕輔さんがミニコンサートをするということでした。
開演すこし前にデイルーム(兼会場)で椅子に座って待っていたら、小児病棟の子たちもやってきて開演を待っていました。
午後3時の開演に向け、何分も前からカウントダウンなんてしている。超たのしみそう。

開演、冨永さんが歌を歌う。
NHKのみんなのうたで音楽をつくっていたり、福岡県内の公共的な音楽をつくっていたり、結構いろいろ活動されている方らしい。
冨永さんは小さい頃心臓が悪くて何度も入退院を繰り返していたとのこと。そのとき、こういう風に音楽などを持って来てくれることが楽しみで仕方がなかったので、今、大人になれて、こういう風に病院でも歌っているという話をされた。

そんな音楽の合間にも、たった30分なのに、小児病棟の子たちがからだにつけた各種器具の警告音は確実に鳴り、途中で会場の外に出ては戻りを繰り返す。
それでも状態が比較的よいから、デイルームに出てきていたのだろうけれど。




ここは、わたし程度のレベルの病人が来る場所ではない、そう思いました。
当然、入院に適応しているからこそ入院はしているのですけれど。


午後4時になりました。
両親も戻ってきてくれましたが、午後4時すぐには手術説明会ははじまりません。
たぶん執刀される先生も忙しい。

看護師さんから呼び出しがあって、午後4時半くらいに説明室へ。
わたしのおなかのMRI画像を見ながら、手術の各種危険性についての説明。
まあ、説明しなくちゃいけないから説明するんだろうなーと思いつつ、危険性が低い系統の危険についてもたくさん説明を受ける。
話を聴きながら、ぼーっとしながら先生の顔を見つめる。
顔はもちろんですが、なんて肌がきれいなんだろう。

ちなみに執刀医の先生はここまでの主治医の先生と違う。
今日はじめてその話になり、執刀医の先生とも初対面です。
ここまでの主治医の先生もそうですが、小さくてかわいい先生。
どちらの先生も、女医さんです。
このタイプの手術をする先生にとっては”小さい”というのは優位性になるんだろうなとひしひしと感じます。
わたしみたいな、からだも手も大きい人間が、頭の能力の問題はさておき、担当してはダメ。
そう感じます。

傷を縦切りにするか横切りにするかで、先日から疑義がありまして。
ここまではずっと横切りで考えていたけれど、出血多量で手術時間が長引きかねないので縦切り推奨とのこと。
ただ、今後のわたしの人生を考えると、横切りがとてもよいのです。
横切りなら、傷の治り方がよく、ビキニも今後も着られるといった具合になる見込み。
だから横切りにこだわっています。



両親には帰宅してもらい、とりあえず午後6時から夕ご飯。
ゆっくり社労士試験の勉強をしながら就寝まで過ごします。

午後9時に就寝。
さすが病院だなと思います。

comments

comment form

(実験コーナー にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form