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2013年03月17日

本日は、山田詠美さんのサイン会

すごくうれしいです。
まさかまさかこんな機会が来るなんて。
紀伊国屋福岡本店掲示のポスターで見かけたときには、ほんとうにびっくりしました。
自分が興奮した、という意味で。
それほどまでに、うれしかったんだな、ということに対して、です。




とはいえ、バッチ本以外に時間をかけて読む本って最近そんなになかったんです。
だから、山田詠美さんの本を読めていたのは、ほとんど学生時代。
社会人になってからは、あまりに忙しくて本を1冊も読めないような年もたくさんあったし、最近は、忙しい忙しいといえども、一応土日祝日のお休みは基本的にあるので、ある程度本や雑誌を読めているのですが、ある程度読めているかな、といったところにまで戻っているだけです。




とはいえ、学生時代には、もう戻れません。




サイン会に参加する前に、サイン会に参加する条件として、新刊本を購入。
『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』
途中までしか読めていませんが、人生に対して憧れの気持ちや空気感を感じさせてくれる、繊細な文章だな、と今までと同じく感じます。

今日はサイン会参加人数も多いし、なにも話せないままに終わるかもしれませんが、それも仕方がないかなと思いつつも、学生時代と違い、1冊のハードカバー本をクレジットカードでかんたんに購入できるだけの状況になっているのだなあと、感慨深いものがあります。



『放課後の音符(キイノート)』のハードカバーなんて、いま考えたら、あれだけすごい本がたった1100円での発売だったから、本の価値で考えたら、別に迷うようなことではないのに、高校生だったわたしは、本当にお金もなかったので、どれだけ迷って心して購入したか。この本を持っていて、誰かに自慢できるとかそういう性質のものでもなければ、友達とこの本の素晴らしさを語り合える性質のものでもなかったにも関わらず。すでに文庫本が出ている時代だったにもかかわらず、装丁や字体も含めて、どうしてもこれが好きということで、ハードカバーで購入したからですね。


好きと思ったものに、以前よりかんたんにお金を使えるということは、それだけ大人になった、成長している、ということにもなるのかな。




うれしい半分、ちょっと怖さもあります。
【ミムラス】を飲んで、怖さを勇気にかえて出かけたいと思っています。
(とはいえ、恐れるってちょっとおかしいですよね。わたしがあまりに昔から憧れすぎて、勝手になにか彼女のイメージをつくっているのかな?)

実験コーナーのエントリー、気づけばこれで300件でした。
8年間で、気づけばここまで行っていたのね。

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