2012年03月05日
果てしない田川市
調査にこんなに苦労するとは思いませんでした。
最近全国的にも有名と思われる山本作兵衛さん。
彼は、数え年8歳の春より採炭夫や鍛冶工として福岡県筑豊各地にて働き、60歳半ばに、「子や孫にヤマ(炭鉱)の生活や人情を残したい」ということで、絵筆をとり、1000点以上の作品を残し、昭和59年、92歳にて天寿を全うしました。
博多阪急のイベントにて、つい最近、山本さんの絵を見る機会があったのですが、半端なく具体的でわかりやすい。当時の生活や、生き様が伝わってきます。
彼の目的は、時代の流れを乗り越えて、問題なく達成されています!
2012年3月20日(火)~3月25日まで、田川市美術館にて”われら坑夫の孫展”という、世界記憶遺産登録記念・未登録原画展示のためのイベントがあるとのこと。
ちょっと遠そうだけれど、ぜひ行きたいなと思いました。
博多駅からどう行けるのかな。
車がよいかな。
割安そうなバスかな。
JRかな。
もしかしたらバスツアーも出ているかな。
バスで行くにせよJRで行くにせよ、途中で乗換えがあって大変そうだな。
ネットで検索してみたら、普段ならすぐに何を選べばよいのかわかるのに、時刻表など、なぜか何も出てこない。
たかが福岡県内のことなのに、不思議に思いました。
おまけにわたしは博多駅が始点になるので、面倒くさいことを調べようとしているわけでもない。
田川市って、そこまで不便な場所ですか?
違うよねぇ。
まだ行ったことがないからどんな場所なのか、見たこともないけれど。
一昨日土曜日に博多駅に行きましたが、田川観光に役に立ちそうな資料はない。
昨日は博多バスターミナルに行きましたが、高速バス乗り場からはバスが出ていない。
普通のバスの発着場所から出るよと3Fの高速バス乗り場で伺い、1Fに行きましたが場所がよくわからない。1Fでさらに係員さんに尋ねてみると、系統がよくわからない場所に急行バスとして、田川後藤寺行きが存在していました。
時刻表がネットで検索できなかったので、いまどき博多でやる行動としては考えられない状況ですが、壁に掲示されている時刻表をそのまま携帯にて撮影しました。
まわりの方も何人もそうしていました(飯塚、田川方面の時刻表の撮影)。
たぶん、みんな同じように困っていたはず。
時刻表騒動を起こしていたのは、わたしだけかと思っていたからびっくり!
運賃を調べてみると、どうやらJRに軍配があがりそう。
おまけに時間もJRのほうがかかりそうにありません。
JRだけで1時間。
そのあとバスに乗り継ぎ予定。
なにもかもよくわかりません。
そういう場所にお出かけすること、とても楽しみです。
ただ残念なのが、炭坑の語り部によるトークが土日にはなされていないこと。
お昼の仕事の都合にあわせると、どうしても土日に伺うことになりそうです。
20日(火)春分の日は学校がありそうだし。
出発前からこれなので、いまどきありえないだろうと思われる貴重な経験ができそうです。
強引にこじつけて【ワイルドオート】効果か。
しつこく飲んでいますから。
これまでになかった出会いが得られたという意味では、これもありでしょう。
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- at 21:31
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