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2009年11月01日

幸せな五感

今、私は手話の講座にちょこちょこ通っているのですが、健聴者として勉強になることが多々ありきです。
まだまだ、ネイティブさんと交流は深められていませんが、講座の中のカリキュラムの講話だけでも、私にとっては想像外のものごとや世界です。

まず、手話って、見るのに目が痛い!!!
これは相当な集中力が必要です。
よくここまで集中力が続くなと、ネイティブの人に感心する。
マザーランゲッジでない人も、その時間分集中するってことはすごいと思う。

運転免許の取得の制限が最近聴覚障害者になくなったとのことですが、
講話によると、事故率が健聴者と比べて、極端に低いらしい。
クラクションを隣で鳴らしたときの振動もシートベルトで全部感じるらしい。私からしたらすごい!!んですが、どうも聴覚障害者にとっては普通のことらしい。

多分自分は健聴者だから耳にも頼って、それだけでなくって一事が万事で、色々なものをおろそかにする。
あるものを全部活用なんてしきっていない。

せっかくある五感を、新鮮に活用していたい。
大人になればなるほど、新鮮さは全部において薄れがちで、体感時間は早くなってきて、難しくなってくることだけれど、

おいしい、心地よい、好きなものごとを忘れずにいたい。
音楽も、本の手触りも、風の香りも、寒空の中のあたたかいココアも。
そして目の前の景色を、いつも幸せに感じていたい。

忘れがちな、大切なことを、覚え書きまで。

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